Ham's Life 4186

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「YouTubeのビジネスモデルを考える」の宿題

7/7のイノベーション勉強会「YouTubeのビジネスモデルを考える」に参加することにしました。
そこで、宿題があるそうな。

■YouTubeの強み及び弱みは何だと思いますか?

強みは、ビデオ集積サイトとして唯一のブランドを確立したこと。
コストを考えれば今までなら手が出しにくいジャンルだが、米国のWeb2.0景気のおかげで資金が流入したと思う。早い者勝ちのジャンルで、勇気を出して早く始めたことが偉かった。

弱みは、技術的な難易度が低いこと。
資金があれば誰でもできるので、ブランドと資金のある競合相手には追撃される。
もう一つ、コストほどの収益を上げられるか不明な点。

■YouTubeにはどのような収益機会があると思いますか?

GYAOと同様、パーソナライズされたビデオCMを流す。ユーザは見たいビデオのためなら、我慢してCMを見るだろう。その間、画面に注視しているわけで、ブランディング効果は高い。
問題は、これまでCMを導入していなかったので、導入時の反発が大きいこと。
また、投稿ビデオが中心では質が維持できないため、CMのせいでユーザ数が減るかもしれない。
また、ビデオの内容を把握しきっていない(という建前で不正で魅力的な作品を削除しきっていない)という理由で、正確なターゲティングが難しい。
要するに、GYAOほど管理されていないので、GYAOのようにはできない。

■あなたがYouTubeのCEOだったら、何を目標とし、どのような事業展開を行いますか?

売却によるEXITを目指す。
表向きは提携によるプロのコンテンツを増やし、一部のビデオに課金やCMを適用する。

こんなところかな。
サーバの高機能化と低価格は進んでいるが、回線幅はそれほどのペースでは進化しないので、「今は」採算を取るのは難しい、とみなしてしまっている。
しかし、将来まで耐えれば巨大ビジネスになる・・・と思わせて高く買ってもらう戦略だと思う。


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Skypeはイノベーションのジレンマを乗り越えられるか

Tapur0970版の公開に合わせて、このブログも久々の更新です。
Tapur自体の更新も4ヶ月ぶりで、そんなに間が空いた割りには派手な機能追加はありませんが、細かい使い勝手は向上していると思います。
実は、大きな機能追加も予定していたのですが、Skype2.5での動作検証が思わしくなく、今回のリリースからは削ってしまいました。
Skypeのリリース状況によっては、次のTapurは早めに出せるかもしれません。

さて、タイトルに書いた「イノベーションのジレンマ」ですが、初めて目にしたのは有名なブログ「Life is beautiful」にて。
単純に言えば、Microsoft Officeはなんでいつまで経ってもバージョンアップするんだよ? Office95や98の機能のまま、バグだけ取ってくれれば、今頃夢のように快適にサクサク動くOfficeが手に入ったのに。
といった感じでしょうか?

通常、バージョンアップを重ねる毎に、ソフトウェアはユーザの要望を取り入れて高機能で重く複雑になります。初期の頃からそのソフトウェアを使い続けてきたユーザにとっては使い勝手が良くなったかもしれませんが、初めて使う人には複雑でわかりにくいものになったりします。で、プロ版とエントリー版に分かれたりします。
ビジネスとして考えると、バージョンアップしてバージョンアップ料を徴収しないと儲からないので、気持ちはよくわかります。
また、ライバル企業が同等の製品をより低価格で出したりすると、値下げを避けるために機能の差別化が必要、ということで、ここでもバージョンアップになります。ソフトウェアの場合、オープンソースやフリーウェアといった無料のライバルまで出てきたりして大変です。
さらに、たまにバージョンアップして話題を提供し、成長性や存在感を示さないと、いろいろ不都合な場合もあるでしょう。イベントがないとメディアに取り上げてもらえないし。

「イノベーションのジレンマ」は破壊的テクノロジーによって、既存のテクノロジーが引っくり返されるわけですが、実際にはそう簡単にはいきません。先行する既存テクノロジー企業の方がブランドも資金もあるわけですから。

私が気になるのは、「イノベーションのジレンマ」の本質からはちょっと外れて、ソフトウェアは永遠にバージョンアップするものなのか? もしかしたら、どこかのバージョンで機能と操作性のバランスが最も取れた理想の状態に近づいたにも関わらず、バージョンアップによってその場所から遠ざかる場合もあるのではないか? ということです。

好きな小説家やアーティストの作品を見ると、彼らは常に最高の作品を提供しているつもりかもしれませんが、熱心な受け手には作者のピークがわかってしまう場合があります。(もちろん、ピークが過ぎてから初めてわかるのですが)

SkypeはVer2.0で基本的な機能や操作性の面では過不足のないレベルに来てしまったように思います。(各機能の「品質」についてはまた別のはなし。改善の余地がまだまだあります)
初期の頃から使っている私は操作性の問題を感じませんが、初めて使う人は、そろそろ複雑さを感じる段階ではないでしょうか。

Skype社の人もそのへんは感じているのか、Skype本体の拡張にはプラグインを採用するようです。また、WEBやツールバーや携帯機器など、面的な展開を積極的に行っています。

「イノベーションのジレンマ」が起こりにくいテクノロジーとして、インフラがあります。Microsoft Officeもビジネス文書のプラットフォームとなったからこそ、勝ち残ったのです。
SkypeはP2Pのインフラに成り得るソフトウェアですから、一部のユーザ向けの機能追加でソフトを重くしたりせず、インフラとしての「品質」を目指していって欲しいものです。

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